3分で理解できる!「焼酎の貯蔵方法」について

2017/02/01

みなさんはお酒の貯蔵について詳しく知っていますか?この記事では分かりやすく焼酎の貯蔵方法を紹介していきたいと思います。
 

焼酎の貯蔵期間は?

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焼酎に限らずお酒は古いものが”もてはやされる”イメージではないでしょうか?50年前の古酒だったり古いワインだったりをありがたがることを聞いたことがあると思います。これは、間違っていませんが蒸留酒は貯蔵すると美味しくなるというのが正確なところでしょうか。焼酎も同じですぐにできたてを飲むのではなく貯蔵し数カ月後に飲むことがほとんどです。今回はその焼酎の貯蔵方法について説明します。
 
焼酎の貯蔵期間は一般的に3ヶ月未満です。ほとんどの焼酎が製造から1ヶ月〜3ヶ月後に出荷されるのです。ただし、熟成を目的とした焼酎を作る場合は更に長期間の貯蔵を行います。ちなみに、古酒と表現されるものは3年以上の貯蔵が必要となってきます。
 

熟成を目的とした長期貯蔵による変化はどうなるの?

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・3ヶ月〜6ヶ月:初期熟成
・6ヶ月〜3年:中期熟成
・3年以上:古酒
 
期熟成の段階で刺激臭が減り中期熟成になると香りが安定します。古酒になるとまろやかさが安定し独特の風味が形成されてきます。
 

焼酎の貯蔵方法はどんなものがあるの?

焼酎の貯蔵方法は現在主に3つの方法が用いられます。

甕貯蔵

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タンク貯蔵が流行る前は甕貯蔵が一般的な貯蔵方法として用いられていました。甕は素焼きのものが用いられ表面の気孔に詰まっている空気が焼酎の熟成を促します。
 
焼酎を甕貯蔵するメリットは甕に含まれている無機物が焼酎と絡み合いまろやかな風味を作り上げることです。そして、素焼きの甕からガスの抜けが速いため熟成が速いという特徴があります。デメリットは焼酎がもとから持っていた香りが消えやすいということです。
 

樽貯蔵

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樽貯蔵はウイスキーのような樽に焼酎を貯蔵します。ワイナリーにある大きな樽を想像してみるとわかりやすいかもしれません。樽貯蔵を行うと焼酎に樽の香りがつき風味が感じられるようになります。そして琥珀色が焼酎に色づきます。
 
樽貯蔵のメリットは色と香りをつけることができるところです。また、デメリットとして色の付き過ぎが挙げられウイスキーと間違ってしまう恐れがあります。色の付き方によって酒税法によって焼酎と名乗れなくなってしまうこともあるので最後に分光光度計によって色度が調整されます。
 

タンク貯蔵

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現在の主流がタンク貯蔵です。焼酎を貯蔵するタンクはステンレス製やホーロー製のものが一般的です。飲料工場にある大きなタンクをイメージしていただけるといいかもしれません。そのタンク貯蔵のメリットは焼酎の大量生産が可能、タンクの臭いが焼酎に移らないといったことが挙げられます。
 
大量生産が可能な理由は貯蔵用のタンクはそもそも効率化を図る用途で作られており大容量のものが多いのです。タンク内の焼酎に含まれている揮発性のガスを撹拌することによって熟成を進めていきます。しかし、タンク貯蔵にもデメリットは存在します。タンク貯蔵のデメリットは熟成速度が他の貯蔵方法に比べて遅いことです。


焼酎の貯蔵にも様々な種類があり期間によっても味の変化があるということがわかったと思います。焼酎を購入するときの1つの基準として貯蔵方法を取り入れるのもいいかもしれません。ラベルに”甕仕込”などの”ウリ”を書いてある焼酎を手にとって見てはいかがでしょうか!

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