2022年秋に国葬が行われることになった安倍晋三元総理。
国葬について、いつ行われるのか、休日扱いになるのかなど、気になっている声も多く上がっています。
今回の記事では、
- 国葬の日はいつ行われる?
- 国葬の日は休日・祝日扱い?
- 国葬の日が休日になるためには法律が必要
- 国葬を行った有名人
- 国葬にかかる費用
- 国葬は一般人も参加できる?
といった国葬に関する内容を網羅的にまとめていきますので、国葬についての知識を深めたい方はぜひご覧ください。
国葬の日はいつ行われる?
安倍元総理の国葬ですが、いつ頃行われるのか気になりますね。
2022年秋という発表は出ておりませんが、ネット上では、安倍元総理の誕生日が9月21日であることから、この日に国葬が行われるのではないかという声も多数上がっています。
また国葬がこの日になれば、9月の祝日と合わせて9連休になるのではないかという声も上がっています。
9連休になる可能性は少ない?
その一方で、9連休になる可能性は少ないのではないかという意見もあります。
その理由としては、2点あります。
1つ目の理由は、過去に国葬が実施された吉田茂元総理の事例ですが、国民の休日という扱いにはならず、学校や公務員の方は半休という扱いになっていたことです。
2つ目は、国民全員が休みになるというのは、天皇陛下の国葬の際だけだと決められていることです。
実際に9連休が実現すればかなり嬉しいお話ですが、この2点の理由から9連休になる可能性は少ないのではないかと言われています。
国葬の日は休日・祝日扱い?
国葬が行われる場合には、休日や祝日になる可能性は高いのでしょうか?
これまでの例でいくと、1989年2月24日に行われた昭和天皇の国葬は「大喪の礼(たいそうのれい)」と呼ばれ、国民の休日になりました。
しかし、これまで総理大臣の国葬では1日休みになっていたとう例はみられませんでした。
吉田茂元総理の際の半休という例が休み期間としては、最長ということになります。
仕事や学校は休みになる?
気になるのは今回の安倍元総理の国葬で仕事や学校が休みになるのかということですよね。
今後政府によって取り決められると思いますが、全国民が休みになるという可能性は低いのではないかと思います。
休みになるとしたら、学生や公務員の方が対象になりそうですね。
かなりのホワイト企業にお勤めの方であれば、お休みといった対応になる企業も出てくるかもしれません。
国葬の日が休日になるためには法律が必要
実は国葬の日が国民の休日になるためには、法律を制定する必要があります。
実際に昭和天皇の国葬が行われた際には、法律が制定されており、衆議院のHPにその内容が載っていました。
今回の安倍元総理の国葬には反対をしている方も一定数おりますし、法律を制定するためには国会が開かれる必要がありますから、この辺りの意見がしっかりまとまるかも、国葬の日が休みになるかのポイントになってきそうです。
国葬を行った有名人
これまでに国葬を行った有名人には、「昭和天皇」と「吉田茂元総理大臣」がいます。
戦後でみるとこの2人しか国葬を行った方はいらっしゃらないようです。
吉田茂元総理の時には、野党からの反対が強かったようですが、当時の総理大臣の佐藤栄作の強い要望と国民からの後押しがあり、国葬が実現したようです。
今回の安倍元総理も状況的には似ているかもしれませんね。
国葬にかかる費用
国葬にかかる費用はいったいどのくらいのものになるのでしょうか。
詳しい金額については、吉田茂元総理の事例でも公開されていませんでしたので、直近の内閣・自民党合同葬の事例から推測していきたいと思います。
直近で内閣・自民党合同葬が行われているのは以下のような方々になります。
- 2006年:橋本龍太郎 (約2億3000万円)
- 2007年:宮沢喜一(約2億3000万円)
- 2020年:中曽根康弘(約2億9000万円)
この方々の事例では、費用のおよそ半分は国費(税金)で賄われていたようですが、今回の安倍元総理が国葬となれば、全額が税金で賄われることになります。
費用としては総額で2億円〜3億円ということになりそうですね。
国葬は一般人も参加できる?
明確に発表はされていませんが、一般人が参列できる可能性は低いのではないかと考えれらます。
国の行事ですから一般人でも参加したいと考える方も多いかと思います。
しかし参加人数や会場を考えても、一般人の方を全て収容するということは厳しいだろうと考えています。
おそらくテレビで国葬の様子は放映されることになると思いますから、画面越しでの参加ということになりますね。
また献花台などは一般人向けにも公開される可能性はあると思いますので、また続報に期待ということになりそうです。
まとめ
今回は安倍元総理の国葬についてまとめてきました。
国葬については、これまでに昭和天皇と吉田茂元総理でしか実施されたことはなく、おそらく国民の休日になるということは難しいのではないかということがわかりました。
一般参加などの詳細情報については続報があり次第追記していく形になります。
安倍元総理のお別れの会については、以下の記事に詳しくまとめておりますので、合わせてご覧ください。
https://havespi.jp/abeshinzo-owakarekai/
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。