安倍元総理の銃撃事件を起こした山上徹也さん。
山上徹也さんのTwitterのアカウント名がsilent hill333だと特定されました。
今回は
- 「サイレントヒル3」が山上徹也のTwitterアカウント名の理由
- サイレントヒル3のあらすじ
- 「ジョーカー」にも感情移入していた?
以上の3つについて書いていきます。
「サイレントヒル3」が山上徹也のTwitterアカウント名の理由
なぜ、山上徹也さんのTwitterのアカウント名は「サイレントヒル3」だったのでしょうか。
Twitterのアカウント名は「サイレントヒル3」にしていた理由としては
- 作品のファンだった
- 自身の境遇とストーリーが重なった
以上の2点が考えられます。
それぞれ書いていきます。
作品のファンだった
「サイレントヒル3」はホラーゲームとして人気のあるサイレントヒルシリーズの3作目で。累計840万本以上の大ヒット作品です。
これだけ有名な作品であれば山上徹也さんが知っていて、プレイしていても何も不思議ではありません。
サイレントヒルシリーズをプレイしていてファンだったのかもしれませんね。
自身の境遇とストーリーが重なった
「サイレントヒル3」のストーリーは、カルト教団に家族を殺された少女が復讐をするというものです。
また、少女の前世はカルト教団に狂った母親によって悪魔の生贄にされています。
このようなストーリーが山上徹也さんは、自身の境遇と似ているように感じていた可能性があります。
サイレントヒル3のあらすじ
ここからは、サイレントヒル3について書いていきます。
主な登場人物
サイレントヒル3で登場する主要人物は以下のとおりです。
登場人物名 | 役柄 |
Heather(ヘザー) | サイレントヒル3の主人公 |
Douglas (ダグラス) | ヘザーの復讐に協力する。 |
Claudia(クローディア) | ヘザーの復讐心を利用して「神」を誕生させて地上に楽園をもたらすことを目的としている。 |
HaroldMason(ハリー・メイソン) | ヘザーの義理の父親で、サイレントヒル1作目の主人公 |
ストーリー
ストーリーはこちらです。
ショッピングモールに買い物に訪れていた少女ヘザーは、休日のざわめきの中ハンバーガーショップでうたた寝をする。奇妙な悪夢から目を覚ました彼女は父への電話中、見知らぬ中年の探偵ダグラスに声をかけられる。相手にせずその場を立ち去るが、一人になったヘザーが元の場所に戻るとそこに人気はなく異様な雰囲気に包まれていた。
探偵から逃れるうちにヘザーはとあるブティックへと入り込み、そこで恐ろしい怪物と遭遇する。必死で落ちていた銃の引き金を引き撃退するが、変貌した世界でヘザーはつぶやく。「私に何を思い出せというの?」何が起こっているのか想像もし得ないヘザーに、クローディアと名乗る謎の女の陰謀に巻き込まれていく。
「ジョーカー」にも感情移入していた?
山上徹也さんTwitterで、2019年の映画「ジョーカー」について複数回リツイートしていたことがわかりました。
「ジョーカー」について書いていきます。
ジョーカーの概要
「ジョーカー」はバットマンシリーズに登場するヴィランであるジョーカーの原点を題材とした映画です。
この映画は興行収入がR指定映画として初めて10億ドル(約1100億円)を超え高い評価を得ました。
第76回ヴェネツィア国際映画祭 | 金獅子賞 受賞 |
第92回アカデミー賞(ノミネート) |
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第92回アカデミー賞(受賞) |
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山上徹也と重なる部分
「ジョーカー」と山上徹也さんは重なる部分があったようです。
──山上容疑者が橘さんの書いた映画『ジョーカー』に関する記事をリツイートしていました。続けて別のユーザーとのやりとりの中で、〈ええ、親に騙され、学歴と全財産を失い、恋人に捨てられ、彷徨い続け幾星霜、それでも親を殺せば喜ぶ奴らがいるから殺せない、それがオレですよ。〉という書き込みもありました。これは、犯行に至る背景を語っているようにも思えますがいかがでしょうか。
橘:銃撃事件とその直後の報道で、映画『ジョーカー』と似ていると感じていたので、容疑者が私の記事を読んでいたというのは驚きました。『ジョーカー』では、主人公のアーサーには政治的・思想的な背景はなにもありません。たしかに格差拡大への怒りで群衆が反乱を起こす場面が描かれてはいますが、アーサー自身にはエリートや富裕層に対する憎悪もなければ、アンチ・グローバリズムや反資本主義などのイデオロギーもまったくありません。
同様に今回の容疑者も、安倍元首相の政治信条にはなんの関心もなく、カルト宗教団体に人生を破壊されたという個人的な恨みが犯行の動機とされています。しかし、背後からなんのためらいもなく2発の銃弾を浴びせるというのは、自分の行為が絶対的に正しいという確信がなければ不可能です。報道でもそこがよくわからなかったのですが、〈ジョーカーという真摯な絶望を汚す奴は許さない。〉という投稿を見て、自分とジョーカーを重ね合わせていたのではないかと感じました。
山上徹也容疑者のTwitterが閉鎖 明かしていた『ジョーカー』への感情移入「真摯な絶望を汚すやつは許さない」(NEWSポストセブン) – Yahoo!ニュース
「ジョーカー」の主人公であるアーサーは、政治的・思想的な恨みなどはないが、多くの殺人を犯しているところが、今回の山上徹也さんが政治信条に恨みなどなく事件を起こしたところと似ているように思えます。
まとめ
今回は山上徹也さんについて書いてきました。
山上徹也さんの人生は旧統一教会によって狂わされてしまったので、そこは同情する余地がありますが、殺人を犯してしまうことは決してやってはいけないことです。
山上徹也さんにはしっかりと罪を償ってほしいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。