統一教会では、合同結婚式というものを行なっており、その中で性の儀式という儀式があるようです。
その性の儀式について
今回は
- 統一教会の性の儀式を解説
- 三日行事について
- 統一教会の合同結婚式について
- 合同結婚式に参加した芸能人
以上の4つについて書いていきます。
統一教会の性の儀式を解説!

統一教会の性の儀式とはなんなのでしょうか。
統一教会の性の儀式について解説していきます。
蕩減棒(とうげんぼう)
統一教会の性の儀式の中には蕩減棒と呼ばれる棒で、新郎新婦同士でお尻を叩きあうという儀式があるようです。
この儀式をする理由としては、人間始祖が下半身で罪を犯したとする教えが根底にあり、蕩減棒で互いのお尻を叩くことで、罪を晴らすことができるからだそうです。
また、お尻を叩く時に、優しくしてしまったら、周りから再度叩くように言われるようで、過去には尾てい骨を骨折したり、下半身が動かなくなってしまった人もいるようです。
三日行事
統一教会の結婚式後に三日行事と呼ばれる三日間の性の儀式があるそうです。
三日行事とは、統一教会教祖の文鮮明氏と妻の韓鶴子氏の写真を前にして、祈りを捧げたり、塩を撒いたりしながら三日間連続で愛の行為をするという行事のようです。
また、1日目と2日目は女性が上で、3日目に男性が上になるなど体位がしっかりと定められています。
もし祈りの言葉を間違えてしまったり、定められた体位と違う体位をしてしまうと、天の許しを受けるための講習会に参加し、再度初日からやり直しとなるそうです。
性の儀式を行う理由
そもそも性の儀式が行われる理由は、聖書に記載がありました。
聖書には、アダムとイブの話が書いてあり、統一教会はアダムとイブが性的な罪を犯したという風に捉えているようで、新しく夫婦生活が始まった時点から神との約束を破って堕落しているからその罪を晴らすという意味で、性の儀式を行うようです。
三日行事について詳しく解説
先程星の儀式について解説し、三日行事についても解説しましたが、三日行事にはより詳細な手順があるようです。
三日行事の詳しい手順を書いていきます。
事前準備
まずは、三日行事を行う前の準備から始まります。
- できる限り聖別された場所を選ぶ。(風呂場など)
↓
- 必要なものの用意
文鮮明氏と韓鶴子氏(御父母様)の写真・塩・ろうそくとマッチ・文鮮明氏と韓鶴子氏が性行為の後にぬぐった布(聖巾)・聖巾を浸す器(20cm X 10cm X 3cm)・礼服・御父母様の座布団
↓
- 部屋の聖別
部屋の中央に立ち、北に向かって祈祷。→父と子と聖霊と真の父母の御名と私の名によって祈る。→北に向かって三回塩をまく。→同じように南・東・西の順で三回ずつ塩をまく。→塩をまきながら一回転する。→祈祷
以上で三日行事を行う前の準備が終わります。
第一日目
三日行事の一日目の手順を書いていきます。
- 聖巾(ご父母様が性行為の後ぬぐわれた布)の式(最初に女性、次に男性が行う。)
浴室でを洗う。→容器に水を入れ、聖巾をひたす。→水の量は聖巾一枚が浸る程度で水が残らないようにする。→聖酒式で内的に清められた感謝と聖水によって外的に体が清められるように祈る。
↓
- 礼服を着用し女性が右側、男性左側に立つ
聖歌、真の父母様に三拝敬礼→祈祷・三日行事を始める報告と感謝をする(女性が先に祈祷、次に男性が祈祷)
↓
- 女性が真の父と真の母の場所の間に座る。(写真に背を向け男性と向かい合う)
↓
- 男性は女性の前に立ち、三拝。そして女性の前にひざまついて黙祷。
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- 女性は立ち、男性の頭上に手を伸ばして祈祷。(これからの式を通して男性を罪無きアダムの立場に新生復活させてもらえるように祈る。)
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- 女性上位で愛の行為。その後、礼服を着て、前と同じ位置で男性が女性の前に一拝する。
↓
- 女性が感謝の祈祷をする。
以上で一日目が終了します。
第二日目
三日行事の二日目の手順は一日目と同じです。
第三日目
三日行事の三日目の手順を書いていきます。
- 聖巾の式を男性が先に行う。
↓
- 礼服を着て、真の父母様に三拝敬礼。
↓
- 男性と女性は向かい合い、同時に三拝敬礼。向かい合ったまま、男性が祈祷。
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- 男性の祈祷の後、女性は妻として祈祷。
↓
- 男性上位で愛の行為。 行為終了後、それぞれの聖巾を使用する。その後、礼服を着て、前と同じ位置で女性が男性の前に拝する。
↓
- 男性が、三日間の感謝の祈祷をする。
以上で三日行事終了。
注意点
三日行事には注意することがあるようです。
三日行事注意点は
- 三日間使用した聖巾は洗濯しないで、そのまま乾燥させ保管する。
- 三日行事の時間帯は第一日目の開始時間を基準にし、第二日目、第三日目の開始時間を同じにする。
- 一日の式が24時間を超過してはならない。
以上の3点を注意しなければいけないようです。
統一教会の合同結婚式とは?

統一教会の合同結婚式とはどのようなものなのでしょうか。
統一教会の合同結婚式について書いていきます。
概要
統一教会の教えで、結婚というものは重要度の高いものとされています。
合同結婚式とは文鮮明氏が結婚相手を選んだうえで、結婚式の会場に多くの信者を集めて初対面の相手と結婚するというものです。
参加費
合同結婚式に参加するには参加費を払う必要があるようです。
その参加費は
- 参加費:30万円
- 感謝金:140万円
の計170万円です。
もちろん支払えない人も多くいたようですが、自分の土地を売ったり、借金をして参加する信者もいたようです。
■借金して合同結婚式に参加する信者も ここに集まった信者たちは一人あたり参加費30万円と感謝金140万円を統一教会に払ったという。アフリカなどの貧しい開発途上国から来た花婿は、田畑を売り、周りから借金までしてギリギリで来たとも聞いた。
旧統一教会の合同結婚式、「マンセー」と「アイゴー」交錯する壮絶儀式だった(JBpress) – Yahoo!ニュース
会場
合同結婚式が行われる会場はどこなのでしょうか。
合同結婚式の会場について調べましたが、情報がありませんでした。
おそらく韓国で行われていると思いますが、具体的な会場は統一教会の信者にのみ知らされているのかもしれませんね。
合同結婚式に参加した芸能人

統一教会の合同結婚式で結婚した芸能人はいるのでしょうか。
合同結婚式で結婚した芸能人は以下の通りです。
- 桜田淳子
- 徳田敦子
- 山崎浩子
桜田淳子は、歌手や女優として高い人気があったので、桜田淳子と結婚できるかもしれないと、多くの男性が統一教会に入信したようです。
桜田淳子さんの現在の姿については、下記の記事に詳しくまとめておりますので、合わせてご覧ください。

まとめ
今回は統一教会の性の儀式について書いてきました。
普通の人であれば、「なんでこんなことしなければいけないのだろう」などと疑問に思うかもしれませんが、統一教会の信者はマインドコントロールされているからか、なんの疑問もなく行なっています。
この儀式を行うことで幸せになれればいいのかもしれませんがそうでない人が大勢いるのも事実のようです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
